クレド・ポーという神話
10代の頃の無理な日焼けに、お手入れ不足の学生時代を経て、
4年前のある秋の朝、寝ぼけ眼で、ドレッサーの鑑を覗き込むと、
突如としてわたしの顔面は「粉ふき芋」になっていたのでした。
秋の悲劇
目尻、がさがさ。しわしわ。
口の周りは皮がうすぅく剥け、白く粉々。
ほっぺもがさがさなのに、斑点のような吹き出物。
こころなしか、ちくちく感。
「ぎゃぁっーーーーーーーーーーー!!!」
ムンクの叫びです。ホラーです。
これまで、スキンケアなんてしなくったて元気なお肌
だったからショックもひとしお。ふぇーん。。。
メイクとネイルで「飾ること」ばかりに目がいっていた
私の美容マインド大転換期です。
ふ、ふ、ふフレンチネイルの練習するより、フェイシャルマッサージ
の練習するんだったよー。ふぇーん。
ドタドタドタ
無我夢中で走った先は皮膚科!
じゃなくて、有楽町西武1F資生堂カウンター。
「資生堂は明治5(1872)年、漢方薬が主流の時代にあって、日本初の洋風調剤薬局として東京銀座に誕生した。」
ですからっ!130年以上の歳月ですよっ!
130年のナレッジに救っていただこうじゃない!
で、BAの美しいおねぇさんに肌診断をしていただきます。
「だいぶお疲れですね。水分量も不足していますし、
バリア機能がなくなっていますね。」
内から発光する美しい肌。
ぴんと張った、目元に、キレイにグロスののっている唇。
つややかだぁー。
「あぁーこの人になら全てを任せらる。」
「いちばん、すぐに効くの、くださいっ!」
そして私の前に並べられた地味な白いビンたち。
ノーケアから
資生堂最高峰ブランド クレド・ポー・ボーテ
への ハイジャンプ の瞬間です。
ローションタンドル
プロテクシオンタンドル
セラムルヴィヴィフィアン
セラムブラン
そしてそして、50,000円の魔法のクリーム
ラクレーム!
しめて合計10万円の出費!
粉ふき芋にならなければ、とてもじゃないけど
買いません。
で、おうちで、つややかBAさんの言うとおり
「お手入れ」をして早めに就寝。
安心する香りが良かったのか、デパートで
興奮しすぎて、疲れ果てていたのか、
熟睡。
で、翌朝、「スゴイ!」結果を見せ付けてくれましたよ。
改善というレベルではありません。
別の人の肌になった、と言うほうが正しいですね。
乾燥したパンが、つきたてのおもちになってます。
お肌の色のトーンも明るくなってます。
全体的に、肌の質感はふっくらしているのに、
すっきりむくみがとれて、おめめがぱっちり。
(これは熟睡のせいかな)
音であらわすとこんなかんじ↓
きらぁーん、ぱーん、ぱちっ、きゅっ
それから現在にいたるまでの間、華やかな外資ブランド
や、特効薬のように書かれているメディカル系、
CMのイメージ買い、などなど、浮気はしょっちゅうありましたが、
結局帰るところ、それはやっぱり クレド なのです。
クレドは、一般的なお値段ではありませんし、マダムブランド、
セレブコスメと言われ、時間をかけてじっくりお手入れ、
という印象が強いことは否定できません。
NYCのバーニーズでプラチナヘアのマダムが10代の孫らしき
女の子とクレドのカウンターでカウンセリングしてるのなんて
見ちゃうと、「優雅につかわなくっちゃぁ!」なんて思ったりします。
しぃかぁーしっ!!!
高機能ブランドだからこそ、ちゃちゃっと済ませたい日に
絶大な効果を発揮するのです。
酔っ払いでおうちにかえって、今にベットに倒れこみたい!
そんな日のオススメケア。
お湯でばしゃばしゃクレンジング→クレド シートパック
そのまま寝る
以上!
お湯でクレンジングして毛穴開かせ、シートパックで
がんがん補給。ってのが原理です。
これ、効きます。ほんと。
わたしは、時間のないときほど(酔っ払っているときほど)
高機能商品を使います。時間のあるときはマッサージも
できるし、コットンパックも、ゴマージュもできるので、
ヨーグルトパックやら、ひたすらパッティングなど
ナチュラルに時間をかけるケアをします。
と、いうわけで、以下のような計算式の値を高く安定
させること!が大事かなって思います。
お手入れ時間 × お値段 = 効果
美肌になりたければ、捨て日は作ってはなりませぬ♪
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