出して、き・も・ち・い・い 「デトックス」を考える@文藝春秋
文藝春秋3月号 現代人必携 日本の常識 44 「今、何が問題なのか? どう考えればよいのか?」
に、しらっと、「デトックス」が入っておりまして。この並び、すごい。「人権擁護法案」だとか「経済財政諮問会議」とかに並んで、「デトックス」って。。。そんな毒漬なんですか?現代人は。新書とか、でてんのかな?けど、「今、何が問題なのか?どう考えればよいのか?デトックス!」とかコムズカシィ顔で言われても。ねぇ。。。
ちなみに、著者の高橋秀実さんは結構面白いこと書く方でスキです。
この「日本の常識」、リリー・フランキーも入ってる。確かに、シュールでアングラな彼があの小説を書いたと思うと、「じぃーん」とくるものはある。ただ、そんな大泣きするよーなもんですかね?そもそも家族愛ってもんは、己の感覚で感じるものであって極めてプリミティブな感情、活字で大泣きするよーなもんでもないし、「泣ける本」ってオビ自体が不自然。せかちゅーも同じく。この手の本、だめ。ラストきもちわるかったもの。作品で泣くならやっぱreality showじゃないとムリな私は、ドライ?本物志向??はじめてのおつかいとかムツゴロウ王国では号泣しちゃうのにな。
デトックス、泣かせストーリー、とかけて
お笑いブームと解く
そのココロは、、、
「排泄」
週末のJ-waveでも「号泣ファウンダー」が言ってました。号泣すると、なんか快楽物質がでてきて「キモチヨイ」らしい。笑いも同じく。泣く、笑う、とはともに快楽行為なのだそーだ。「出す」ことによる「きもちよさ」ってのは確かにあるのかも。サウナでじわじわ汗をかくのはなんとも快感だし、ジムでだらだら有酸素運動してじわじわ発汗すると、爽快だし。デトックスは女子の美容って域を超えて、現代の欲求にマッチしてるんだろうなぁ。
泣ける映画+よしもと、エンドレス上映するサウナなんてどーでしょ。究極のデトックスってことで。ふにゃぁー。
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