彼女はテクニシャン
最近、私のコスメポーチから大物が姿を消しました。「大物」とはビューラー!そう、マツパをしたためです。市場に出回り始めた2000年ごろ、興味本位で一度かけたことがあるのですが、イタイし、おもちゃ箱から飛び出たびっくり人形みたいになるし、マスカラつけにくいし、睫、抜けちゃうしで「こんなもんいーらーなぁい」って思って以来、ぜんぜん興味がなかったのですが。。。
お友達の目元があまりにも美しかったので私もまねっこしちゃいました☆
さてさて、サロンは渋谷、宮益坂の途中のシャビィ(ひっつれい)なビルにあります。お友達のお友達がお母様と運営されているサロン。正直ゴージャス感はまったくありません。で、ですね、睫の角度を書いた紙をみせられたのです。そこにはAからDまであって、いろんなカールのパターンが図解されいるのです☆
「こんなにいろんなのがあるんだぁ。よくわからないんだけど、びっくり人形みたいにはしたくないの」と私。
「ん、じゃ、BとCの中間ですね」とエステシャンの彼女。
はじめてお伺いするサロンって、だいたい「おきゃくさまぁ♪」みたいな媚を感じるんだけど、彼女はクールな感じ。職人気質を感じました。
「お、いいかんじじゃない」
私が信頼するエステシャンのタイプは、最近の美容最新事情などのマニアックな会話をたんたんとするタイプか、寡黙なタイプ。彼女は後者。施術中もすごく集中しているのがひしひしと伝わります。カールが定着するまでの時間には目元にパックをしてくれます。こんな、さり気ないサービスもステキ☆
施術終了後、鏡をみると、
「おぉぉバービー♪」
くるんとカールしているのに、巻き込みはなく、絶妙な角度で瞼に毛先は着いていません。
「やるな」
美容技術の中でマツパはかなり細かい作業。手先の器用さとその人の目元にあったカールを選択するフレキシビリティが要求されます。施術される側としても、やっぱり信用できなさそうな人にはいじって欲しくないところ。
なのですが、技術取得が比較的簡単で、狭いスペースでも施術可能、ロットと液さえあればできちゃう、というお手軽さゆえ、ネイルサロンや個人が副業♪な軽いノリでサービスしてるんですよね。単価も安く、待ち合わせまでの時間つぶしで行ったら、ひどい目に合ったなんていうお話もよく耳にします。そんな素人ばかりの分野でこの技術力はかなり逸材ですよ!
珠玉のテクニシャン、発見でございました☆
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